おにぎり倶楽部

日本最古の「梅干」

梅干といえば、定番具材ですよね?

今では色々売られていますが、少し前までは「自家製の梅干」が当たり前でした。そこで・・・成分や効能、歴史などについて紹介しようと思います。梅干の作り方やそれを使ったおにぎりのレシピなど、梅干に関するさまざまな情報をお届けしましょう!

「梅干」とは

梅の果実を塩漬けにした後、乾燥させてシソの葉と梅酢に漬け込んだものをいいます。カリカリとした小粒〜柔らかい大粒まで、種類や色はさまざま。酸味(中には甘いものも)が特徴で、お弁当やおにぎりのお供として度々登場します。梅干はさまざまな地域で作られています・・・が、中でも紀州(和歌山県)は有名ですよね。ちなみに・・・日の丸弁当は、白飯に梅干をのせた様子が日章旗に似ていたことから名付けられたとか。

「梅干」の成分と効能

さまざまな成分および効能がみられます。中でも、酸味のもと「クエン酸」に関してはその効能もさまざま。疲れの原因とされる“乳酸”を燃焼、エネルギーに変えてくれることから疲労回復にも効果的です。また、食欲増進かつ消化吸収を促す効能もあるとか・・・。クエン酸は唾液の分泌を促し、その唾液にはガンや老化の原因とされる“活性酸素”を抑制する働きもあります。殺菌作用もあるので、食中毒予防としても効果的ですよ!

「梅干」の歴史〜420年前のが存在?〜

今では定番・・・とされる梅干にも、とても古い歴史があります。さかのぼること奈良時代、「烏梅(梅の実を燻製にしたもの)」が中国から伝わりました。梅干は「縁起物」や「薬」、戦国時代には兵士達の「携帯食」として珍重されたそうです。大分県の梅蔵物産館には当時(420年前)の梅干があり、「日本最古の梅干」として展示されています。江戸時代には一般庶民の間でも梅干が普及、各家庭で漬けられるようになりました。以後、日本の伝統的な食品として受け継がれています。

「梅干」の作り方

さっそく、日本の伝統食「梅干」を作ってみましょう。ここでは、シンプルかつ伝統的な漬け方を紹介します。また、梅干を用いたおにぎりのレシピも紹介していますよ! みなさんもぜひ一度、作ってみてください。

梅干の漬け方

【材料】

梅2kg、塩400g、シソの葉200g、ショウチュウ1/2カップ

【作り方】

  1. 梅のへたを竹串で取り除き、きれいに水洗いしたらたっぷりの水で一晩浸す。
  2. ポリ袋に1を入れ、霧吹きでショウチュウを振りかける。
  3. 2に塩300gを入れ、よく混ぜる。
  4. 漬物用ポリ容器に塩を敷き、3を並べ入れて最上段に残りの塩を振る。
  5. 4に落し蓋をして、梅の2〜3倍の重石をのせたら表面をラップで覆う。
  6. 1週間後、梅酢が上がっていたら重石を取る(もしくは量を減らす)。
  7. シソの葉を水洗いして、布巾などで軽くふき取る。
  8. ポリ袋に7を入れて2回に分けて塩もみし、白梅酢を入れる。
  9. 6に8(シソと白梅酢)を入れ、再び冷暗所で保管する。
  10. 梅雨明け、ザルの上に9の梅と赤ジソを並べて干す。
  11. 干した梅を梅酢にくぐらせ、保存容器に詰めたら蓋をして出来上がり。

おにぎりを作ろう〜梅編〜

おにぎりの定番「梅干」を手作りしたら、今度はおにぎりを握ってみましょう。手作りならではの深い味わいと、梅本来の香りを楽しむことができますよ!

梅おにぎり

【材料】

ご飯、自家製梅干、塩、海苔

【作り方】

  1. ご飯で梅干を包み、塩をまぶした手で握る。
  2. 海苔を巻いたら「(自家製)梅おにぎり」の出来上がり。
酸性?アルカリ性??

酸っぱい・・・ということで、酸性だと思っていませんか?ところが、食品分類ではアルカリ性とされています。燃焼させるとミネラルが残り、ミネラル=アルカリ性ということから「アルカリ性食品」と分類されるとか。ちなみに、肉料理やケーキなど「美味しい!」と思う食品はたいてい酸性です。アルカリ性の食品といえば・・・野菜や海藻といった地味なものばかり。よって、どうしても酸性に偏ってしまいます。血液が酸性化すると、さまざまな症状(疲れや老化、風邪など)を引き起こす可能性も。そこで・・・1日1粒の梅干を食べましょう。血液中のアルカリ度を保ち、健康な体を維持することが出来ますよ!

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