究極の海苔を探そう!
ここでは、おにぎりの名わき役「海苔」を見ていきましょう。「究極」かつ「高級」とされる、2種類の海苔を紹介します。香ばしい海苔で作るおにぎりは、絶品以外の何者でもありません。みなさんもぜひ食べてみてくださいね♪
有明海の海苔
有明海を囲む4県(福岡、佐賀、長崎、熊本)の海苔生産量は、全国生産量の約40%を占めています。贈答品などに使われているほとんどの高級海苔が有明産・・・ということからもわかるように、とろける甘さと味そして歯切れの良さは日本一と称されるほど。有明海の干満差は6mもあり、干潮時には数キロメートル沖でも最適の環境を保つことができます。有明海の海苔はほとんどが干出(水から揚げる)、いわゆる「支柱式養殖」というものです。これによって海苔本来の柔らかさや美味しさが生まれます・・・が、これはとても時間と手間がかかるもの。有明海の海苔には、生産者の汗と愛情がたっぷり詰まっていますよ!
浅草海苔
「アサクサノリ(浅草海苔の品種名)」は、昭和30年頃まで日本全国で養殖されていました。しかし、海況の変化や病害に弱い・・・という難点から、それに変わる海苔「スサビノリ」が養殖されるようになったのです。そして現在、アサクサノリは環境省のレッドデータブック「絶滅危惧I類(CR+EN)」に分類されていてとても貴重な品種とされています。ちなみに「アサクサノリ」は海藻類の品種、「浅草海苔」は産物・製品と分類されています。また、「浅草海苔」という名前の由来にもさまざまな説がみられます。「浅草海苔」という名前の由来には、さまざまな説がある浅草(東京)近郊の海で採れたからだそうです。浅草紙の漉き方に習ったという説や浅草観音の門前で売られていたという説もあります・・・が、どれも明確ではありません。