おにぎり倶楽部

究極の米と海苔、塩を探す

3つの素材を厳選することで、「究極」のおにぎりを作ることが出来ますよ!おにぎりに欠かせない材料といえば・・・米と海苔、そして塩の3つでしょう。どんなに具材が美味しくても、これらの材料が美味しくなければ元も子もありません。

究極の米を探そう!

おにぎりといえば・・・やっぱりお米ですよね? 具材や海苔があっても、ご飯がなければおにぎりを作ることは出来ません。そこで・・・今話題の品種(農林48号とミルキークィーン)を紹介しようと思います。

幻米「農林48号」

農林48号(別名:武川48)は、農林8号と陸羽132号を交配させた幻のお米です。昭和24年という戦後間もない頃、愛知県の農林試験期間で育成されました。開発当時は多収で食味が良いことから、富山や栃木などで「奨励品種」に指定されていたとか。しかし、出穂期の遅さや稲熱病に弱い・・・ということから人気が落ち、その姿を見ることはなくなりました。ところが、栽培を続けた武川村内だけは毎年約300トンもの収穫があったそうです。そんな「農林48号」に目をつけたのは、都内の高級寿司店でした。テレビ取材などにより、都内でも名前が知られるようになった・・・と言われています。現在では市場価値も上がり、一等米が約70%を超えているとか。ちなみに、農林48号は講談社発行の『日本一おいしい米の秘密』で高い評価を得ています。

「ミルキークィーン」

農水省のスーパーライスという計画の中で育成、誕生した低アミロース米を「ミルキークィーン」といいます。農林332号として登録、お米の色(乳白色)にちなんで名付けられました。日本で初めて英語感覚の名前が付いた品種・・・としても有名です。低アミロース米ならではの強い粘りと光沢、劣化しにくいという特性があります。また、冷めても硬くなりにくい・・・ということから、おにぎりにも最適なお米といえるでしょう。美味しいお米の代名詞「コシヒカリ」を超える米・・・として、全国から注目されています。

究極の海苔を探そう!

ここでは、名わき役「海苔」を見ていきましょう。「究極」かつ「高級」とされる、2種類の海苔を紹介します。香ばしい海苔で作るおにぎりは、絶品以外の何者でもありません。みなさんもぜひ食べてみてくださいね♪

有明海の海苔

有明海を囲む4県(福岡、佐賀、長崎、熊本)の海苔生産量は、全国生産量の約40%を占めています。贈答品などに使われているほとんどの高級海苔が有明産・・・ということからもわかるように、とろける甘さと味そして歯切れの良さは日本一と称されるほど。有明海の干満差は6mもあり、干潮時には数キロメートル沖でも最適の環境を保つことができます。有明海の海苔はほとんどが干出(水から揚げる)、いわゆる「支柱式養殖」というものです。これによって海苔本来の柔らかさや美味しさが生まれます・・・が、これはとても時間と手間がかかるもの。有明海の海苔には、生産者の汗と愛情がたっぷり詰まっていますよ!

浅草海苔

「アサクサノリ(浅草海苔の品種名)」は、昭和30年頃まで日本全国で養殖されていました。しかし、海況の変化や病害に弱い・・・という難点から、それに変わる海苔「スサビノリ」が養殖されるようになったのです。そして現在、アサクサノリは環境省のレッドデータブック「絶滅危惧I類(CR+EN)」に分類されていてとても貴重な品種とされています。ちなみに「アサクサノリ」は海藻類の品種、「浅草海苔」は産物・製品と分類されています。また、「浅草海苔」という名前の由来にもさまざまな説がみられます。「浅草海苔」という名前の由来には、さまざまな説がある浅草(東京)近郊の海で採れたからだそうです。浅草紙の漉き方に習ったという説や浅草観音の門前で売られていたという説もあります・・・が、どれも明確ではありません。

究極の塩を探そう!

さまざまな調味料がある中、やっぱりおにぎりといえば「塩」ですよね? ここでは、究極とされる「ハルシュタットの塩」と「アタカマ高地の塩」を紹介しようと思います。

ハルシュタットの塩

オーストリア中部に属する「ハルシュタット」には、古代ローマ以前にまでさかのぼる世界最古の塩(岩塩坑)があります。ちなみに・・・hallはケルト語で「塩」、stattはドイツ語で「場所」を意味するとか。ハルシュタット地区は古くから高度な文明を築き上げ、それを支えたのがこの一帯で採れる岩塩だった・・・と考えられているそうです。成分のほとんどが塩化ナトリウムなのに対して、それほどきつい塩辛さはなくむしろマイルドな味といえるでしょう。おにぎりには最適の塩かも知れませんね!

アタカマ高地の塩

アタカマ高地(標高約4,500メートル)は、地球で最も高いところに位置する砂漠です。乾燥や強風、塩類によってほとんどの生物が住むことのできない・・・いわゆる「シの世界」とも呼ばれています。そこに広がる「アタカマ塩湖」は、ウユニ塩湖に次ぐ面積(30万ヘクタール)としても有名。その昔は海底だったことを証言するかのように、湖岸には白い塩の固まりがゴロゴロと転がっています。また、塩だけでなくフラミンゴの姿を見ることもできますよ! しかし、このアタカマ塩湖の塩を食べたことがある人って・・・いるのでしょうか?

コンテンツ
究極の米と海苔と塩を探す
このページをブックマークする
おにぎり