おにぎり倶楽部

海外

日本だけの食文化・・・と思っていませんか?ところが、日本と同じ米作地帯(中国や台湾、韓国など)でも作られています。では、一体どのようなおにぎりなのでしょう。ここでは、海外に存在するさまざまな「おにぎり」を紹介しようと思います。コンビニエンスストアの海外進出と、それに伴う海外のおにぎり事情にも迫っていますよ!

海外のおにぎり事情

海外にはさまざまなおにぎり(と似たような食品)がある一方、そのほとんどで“ご飯は温かい状態で食べるもの”という意識が根付いています。また、おにぎりに対して「下賎な者が食べる物」「やむを得ない場合の携帯食」などというイメージもあるそうです。実際に「飯団子(中国)」や「こぶし飯(韓国)」といったものが存在していましたが、そのいずれも日常的に食べられることはありませんでした。しかし、日系企業のコンビニエンスストアが海外進出すると同時に、「おにぎり」に対する価値観やイメージも変わってきたとか。日本式おにぎり・・・いわゆる三角おにぎりの人気から、現地工場で製造・販売されるようになったともいわれています。海外の事情には、コンビニエンスストアの進出が大きく影響している・・・といっても過言ではないでしょう。

海外のさまざまなおにぎり

「草包飯」や「米團」、「スパムむすび」など海外にはさまざまなものがあります。そこで、それら1つ1つの特徴や作り方などを紹介していきましょう。日本の食文化が、海外ではどのような形になっているのか・・・みなさんもぜひチェックしてみてください!

中国のおにぎり【草包飯】

中国福建省には、「草包飯」というおにぎりの一種があります。ご飯に肉(ソーセージなど)や椎茸を入れて、草で編みこんだ袋に詰め込む・・・といったもの。携帯食=おにぎりであることに変わりはないのですが、日本人がイメージする「おにぎり」とはかけ離れたものです。

台湾のおにぎり【米團】

台湾では日本の食文化(駅弁や寿司など)が広く浸透しているため、おにぎりに対しても下賤なイメージは持たれていません。台湾のおにぎりは「米團」といい、日本のおにぎりとはやはりどこか違います。ご飯にはもち米が使われ、具材も甘めの豚肉デンブ(そぼろ)や揚げパンといったものです。台湾では、朝ごはんの定番としても親しまれているとか。

ハワイのおにぎり【スパムむすび】

ハワイで最もポピュラーな食材といえば・・・そう「スパムポークランチョンミート(SPAM)」です。ポークを缶詰にしたもので、ハムやソーセージのような味わいが楽しめます。ハワイのABCマートやコンビニ、スーパーなどでは必ずといっていいほど置いてある・・・そんな「スパムむすび」はローカルフード(地元料理)の代表格といえるでしょう。

海外のおにぎりを作ろう!

ここでは、台湾おにぎり「米團」のレシピを紹介します。材料がなかなか揃わない・・・という難点もありますが、それさえクリアすれば誰でも簡単に作ることが出来ますよ! ちなみに・・・海苔入り肉鬆はかつお節、油條は麩やフランスパンなどで代用することも可能です。ぜひ、チャレンジしてください。

台湾のおにぎり「米團」

【材料】 1人分

もち米のご飯140g、海苔入り肉鬆(豚肉のそぼろ)15g、干しエビ15g、にんにく1かけ、菜脯(大根の漬物)5g、ザーサイ5g、油條(揚げパン)1/3本

【作り方】

  1. 干しエビとみじん切りにしたにんにくに少量の油をかけ、アルミにのせたらオーブントースターで軽くローストしておく。
  2. 菜脯(大根の漬物)は5分ほど水に浸し、水気を切ったら砂糖・塩コショウ・ゴマ油で軽く炒めてみじん切りにする。
  3. ラップに炊きたてのご飯(もち米)を敷き詰め、その上に全ての具材をのせてラップごと棒状に丸めたら出来上がり。
「おにぎり」と「寿司」の違い

外国人に聞かれて困る質問に、この「おにぎり」と「寿司」の違いがあげられます。そういわれると・・・日本人の私でもこれらのハッキリした違いはわかりません。では、違いとは一体何でしょう?まず1つには、酢飯か否かという“ご飯”の違いがあげられます。しかし、中には酢飯のおにぎり(鱒の寿司など)もあるのでこの違いは微妙かも知れません。もう1つは、醤油を付けて食べるか否かという“食べ方”の違いです。また、よく味わって食べる「寿司」に対して「おにぎり」はパパッと食べるものだ・・・という人もいます。このように、両者の違いは人の食べ方によって異なる・・・といえるのではないでしょうか?

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